近視進行プログラム
近視進行プログラム

お子さま一人ひとりに合わせた「4つのアプローチ」
子どもの近視は、成長期に進みやすく、進み方や生活スタイルも一人ひとり異なります。
近視が強くなるほど、将来的な目の病気のリスクも高くなります。
当院では、単に「よく見えるようにする」だけでなく、将来を見据えて、「近視の進行をできるだけ抑えること」を大切にしています。
当院ではお子さまの年齢・近視の程度や進行スピード・眼軸長・生活スタイルなどを確認し、主に次の4つの方法から、一人ひとりに合った治療をご提案します。
1日1回夜の点眼

低濃度のアトロピンを1日1回点眼し、近視の進行を緩やかにすることを目的とした治療です。近視の進行を平均30%軽減させるといわれています。
毎日の点眼で取り組むことができ、定期的に近視度数や眼軸長を測定しながら効果を確認していきます。
昼つける・1dayソフトコンタクト

日中に装用する、近視進行抑制を目的とした1日使い捨てソフトコンタクトレンズです。
近視を矯正して日中の見え方を確保しながら、近視の進行を抑えることを目指します。
「夜にハードコンタクトレンズをつけるのは難しい」「日中のソフトコンタクトレンズなら続けられそう」というお子さまにとっても、選択肢のひとつとなります。

MiYOSMART(ミヨスマート)は、お子さまの近視の進行を抑えることを目的として開発された眼鏡レンズです。
一般的な近視用眼鏡は、遠くを見やすくするために視力を矯正します。一方、ミヨスマートは、よく見える状態を保ちながら、近視の進行を抑えるための特殊な構造をレンズに取り入れていることが特徴です。
レンズの中心部では通常の眼鏡と同じように近視を矯正し、その周囲には「DIMS(Defocus Incorporated Multiple Segments)」と呼ばれる特殊な構造が配置されています。この構造によって網膜に「近視性デフォーカス」という光学的な刺激を与え、眼軸長(目の奥行き)が過度に伸びるのを抑えることで、近視の進行を抑制すると考えられています。
通常の眼鏡と見た目が大きく変わらず、日中に眼鏡としてかけるだけなので、コンタクトレンズの装用が難しいお子さまにも取り入れやすい近視進行抑制治療の選択肢です。
夜つける・昼は裸眼

就寝中に特殊なハードコンタクトレンズを装用し、角膜の形を一時的に整える方法です。

朝レンズを外した後は、日中を裸眼で過ごしやすいことが大きな特徴です。近視を矯正するとともに、近視の進行を抑える効果も期待されています。
スポーツなど、日中に眼鏡やコンタクトレンズを使用したくないお子さまにも適しています。
☆大切なのは「その子に合った方法を、無理なく続けること」☆
当院の近視進行抑制治療は、「今の視力を良くする」にとどまらず、将来の強度近視を防ぎ、成長期のお子さまの目を長期的に見守ることを目的としています。
近視の適正治療は一人ひとり異なるため、当院では視力や屈折度数に加え、眼軸長も定期的に測定して進行度合いを正確に把握します。そのうえで、お子さまに合わせたオーダーメイドの治療計画をご提案し、必要に応じて治療法の変更や組み合わせにも柔軟に対応いたします。
さらに、屋外活動や近距離作業などの生活習慣についてもアドバイスを行い、ご家族と一緒に無理なく続けられる方法を検討します。
※近視進行抑制治療は進行を完全に止めるものではなく、効果には個人差があります。継続的な定期検査が必要です。
| 👓 ミヨスマート | 💧 低濃度 アトロピン |
🌙 オルソ ケラトロジー |
👁️ MiSight 1 day |
|
|---|---|---|---|---|
| 治療方法 | 特殊な眼鏡 | 1日1回の点眼 | 寝ている間に 専用レンズ |
日中に1day コンタクト |
| いつ使う? | 日中 | 就寝前 | 就寝中 | 日中 |
| 日中の視力矯正 | 眼鏡 | 眼鏡などが必要 | ◎ 裸眼で過ごせる | ◎ コンタクトで矯正 |
| 特徴 | 取り入れやすい | 手軽に 続けやすい |
日中裸眼で 過ごせる |
スポーツにも 適する |
| こんな お子さまに |
コンタクトが 苦手 |
点眼なら 続けられる |
眼鏡なしで 過ごしたい |
日中CLを 使える |
| 主な注意点 | 毎日の装用が 大切 |
まぶしさ等が 出る場合あり |
洗浄・衛生管理 が必要 |
装脱・衛生管理 が必要 |
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